桜満開な春うららかな日に久しぶりにサテを見に行ってきました。
試合までの間、桜を眺めようと思ったけど、風が冷たくかなり寒い。風を避けるためにも早めにスタジアムに。程なくして選手が練習を開始。スエを探すが良く分からない（苦笑）と思ったら、パス連習をリマとやっていました。そのリマ、日本式の練習に慣れてないのか、2日続けての試合が嫌なのか、やる気がないのかかなり雑。反さんこういう選手使いたがらないから先ちょっと心配しちゃいました。
そしてスタメンとベンチに分かれて練習を始める。おいおい、スエはベンチですかい。期待してきたのに残念。まぁトップでは途中出場になる可能性が高いから、そのトレーニングとして、って、ちょっと苦しいかなその切り替えは。
そして試合開始。システムはトップと同じ４−３−３。ＤＦは右から梅山、藤井、直樹、青野。アンカーに萩村、右アタッカーに大谷、左に宮沢。船越のトップにリマが右ウイングで中村が左。浦和はアルパイが出てる。船越とのやりあいをちょっと期待。
試合内容としては平凡かな。トップとの技術差は言うまでもなく、勝つか負けるかの気迫なんかもＪ２のほうが上。びっくりするよな新しい発見は少ない。選手個々の評価としては、直樹はキックミスが目立ち、新人の藤井もプレー後の動き直しが気になった。梅山も特別悪いところが目立つわけではないけど、これはと思えるところも少ない。萩村は完全にディフェンダー向き。アンカーとしては球捌き、ボールの受け方はちょっと心もとない。ディフェンスはかなり良いけど。大谷はあっちこっちに顔を出して運動量はあるんだけど、シュートに絡む場面が少ない。攻撃的なポジションでは抜かなきゃ行けない人間が多いかな。
そんな中、宮沢は良かった。前半にこぼれ球をシュートしてクロスバーに当てたり、左から良いクロスをあげてたりと。そして、もっとも気になったのが中村。運動量も多く、ゴール前で何度もボールに絡む。後半足を気にしてたけど、攣ったのかな。あの運動量で足が攣らなくなれば、上に呼ばれることもある感じがしました。
トップの試合にも出てた3人。まずはリマ。キックの精度は高いけど、運動量、粘り強いディフェンスなんかは物足りない。止まってるボール蹴らせれば間違いなくＪリーグでもトップクラスだけど、まだ慣れる時間が必要かな。船越、さすがに高さでは文句なし。でも、キープしてうまく落としたり、前を向いて自分で勝負するって所になると。。。サポートする側の問題もあるけど、優作と比べるとね。青野。正直良く分かりません。サイドチェンジとかのボールの質は今日出てた選手の中では一番。リマもあれくらい蹴ってくれればなぁ。でもやっぱりサイドでの１対１なんかはまだまだって感じでした。サイドよりセンターが合ってそうだけど、あのサイドチェンジを生かすためにもそこで使われてるのかもしれません。失点につながったＰＫも左サイドをやられて直樹が無理に行った結果で、ＤＭＦが１枚でサポートが遅れがちなチームでのサイドバックは難しい気がしました。
そんなこんなで前半終了。新潟のほうが押していたし、それなりに良いボール回しが出来ていたけど、得点まで至らずって感じがしました。浦和は外人がスピードを生かして単発のカウンターが多い。
後半頭から大谷に代わってスエ投入！ポジションも大谷の位置にそのまま入る。
いきなり５分にリマの右からのクロスに飛び込み頭で合わせるも左にそれる。１０分浦和のカウンターに体をぶつけて止めてイエローカード。うまく体をねじ込んだようにも見えたけど。浦和の外人は頭にきたのか倒れた勢いに見せかけて、スエにエルボーを食らわすも審判見てなくてお咎めなし。スエ負けるな。と思ってたら、それに怒った木寺が審判に文句を言ってイエローをもらう。さすが兄貴。副審も目の前で起こったことくらい見てくださいと。
その後も新潟が押していたけど、得点には至らず終了。数年前まではサテでも全く歯が立たなかったわけだし、やっぱりレベルアップはしているんだなと。
そうそう、後半途中から出てきた河原には期待したいですね。アップも誰よりもまじめにやり、ボールの受け方、シュートへ持っていく形には良いのもを感じました。
スエのプレーは昔よりも落ち着きがあり、見ていて非常に安心感がありました。スピードも相変わらずあり、1年間まじめにサッカー漬けだったんだなぁと。仙台での天皇杯の同点ゴール、あのゴールを見せられて、何でシンガポール？と思ったのが懐かしくもあり、またあの鳥肌を感じさせてくれそうなプレーを見ることが出来て楽しく過ごせました。
とにかく、スエの１日も早いトップでのゴールを期待してます。
